諏訪旅のことをぼちぼちペースで綴っているこの間に、ここへ来て、一気に理解が進んでしまった感あり!
「ミシャクジ」というものの認識が根本から変わってしまいました。
モリヤーイサクの話どころじゃないわ。
モリヤーイサクの話どころじゃないんだよ!!!(強調した)
そんな単純な直線的な話ではなく、もっと奥に、そして「石神」というものについて納得いくような解を得た気がするんです。
日本は、アニミズムのまんま近代国家になった唯一の国。
それって、そういうことか!そして、この数年わたしが岩ばっかり夢中になっているのも、そーゆーことなのか!・・・みたいな気になってる。
それに関して結論だけ言っても「は?」だと思いますので、ミゾクイ会の開催を決めました。今週の金曜だよ〜。
ゼロ回として、とりあえず「諏訪の基礎知識」をディープにお話しします。でもゼロ回だからみんなでおしゃべりを持ち寄る感じで。
旅の話の続き。
1泊目は湖畔のホテル。
これは早朝なんだけど、雲が湖面まで降りてきていて、映画『影武者』の、信玄の遺体を諏訪湖に沈めるシーンを思い出したよ。。。。
っていうか、わたしアレだから、本当にこんなのが見えちゃったらどうしようと思ったよw
2泊目は、前から気になっていた、その名も「毒沢温泉」。湯治のお客様もいるそう。
ここは本当に良かった。すごいお湯だし、朝風呂が特に最高だった!ホッとする山のお料理もありがたかった。こういうのが食べたかったんだよね〜。
通されたお部屋が「弁天」というのも、おお、、、という。
とにかくおすすめ。また行きたいです。
そして3泊目は美ヶ原の「山本小屋 ふるさと館」という、これまた特筆すべき宿だったんだけど、ドライブインかと思うような、「え!」というような建物の中は客室も含めてとっても整備されていて、フレンドリーで熱心なスタッフの皆さんが、重労働なのに楽しそうに生き生きと働いている様子も心地よかった。サービスもとっても工夫されていて、わんさか出てくるお料理も良かった。朝は焼きたてパンが出るし。
そしてここが何より良かったのは、無料でナイトクルージングツアーとして星空や野生動物(鹿の大群がいた)を見に案内してくれたり、早朝は雲海が見える場所から、歩いていくには厳しすぎる絶景ポイントなどを大きなバスで回ってくれたりと、スタッフさんは運転しつつの軽快にトークしつつので、朝も夜も、外は死ぬほど寒かったけど、ほんと楽しかった。
子ども含めた家族で是非行ってみてほしいです。都市部住まいの方には特に〜!
行き倒れ感↑w
松本盆地とその向こう。ここは日本の百名山の1/3が見渡せるそうで、、、、、改めて日本て山岳地帯なんだよなあ、いかに自分が温暖なところに暮らしてるかって思った。
足元は霜柱。さすが「霧ヶ峰」より標高高い。エアコンどころか冷蔵庫か!って感じだったよ。
水芭蕉さんを初めて見た。てっきり尾瀬にしかないものとばかり😅
この「王が鼻」で、方位磁石がクルクルする(いわゆるゼロ磁場)ポイントがあって、本当に、その1ライン上だけがそうなる。
そのライン上には奪衣婆がいて、ああ、要するに、ゼロ磁場とは「あわい」なんだな、、、と思った。よくできてるなーーーー!こういう像ってテキトーに置かれているわけではないんだ!と衝撃でもありました。
しかし一体、昔の人はどうやってそんなことがわかったの?って、それはおそらく、地面の振動数を「色」もしくは「音」で感知する人々が、現代よりはるかに大勢いたからだよ。その微細な違いを検知して、きっちりそのライン上に奪衣婆を設置した、ということ。修験者にはわかるプロトコルだったんだろうな。日本ほんとうに面白い。知れば知るほどすげーーーー!と思います。
そして、こういうことも「ミシャクジ」であります。ちなみに「響き渡るシベリア杉」もミシャクジであります。
ミシャクジ的なるものが全世界で復活するんじゃないだろうか。。。。