昨日、たまったま見た『逆転人生』という番組が、スターウォーズのとてつもないCGを担当している日本人男性の話だった。
やー、偶然ってないな、と思ったわ。
これは今のわたしが見るべくして見た話で、非常に感銘を受けた。
この方は、子供の頃からオタク気質(超イイ意味)で、好きなことをマニアックに追求する人だった。
でも、そもそもが優秀なんだろうが、高収入だからという理由で証券会社に。
つまんねーなとクサクサしながらも、やがてNY支店勤務、からの支店長だったかなー(忘れた)
でも、これは俺の人生じゃない!ワクワクすることはこれじゃない!
ってなって、CGクリエイターになるって決意する。
会社スパッとやめて。
すごいなと思ったのは、
会社辞めるとローン組めなくなるからって、退職日までにLAに家買って、貯金だけで暮らしても2年ぐらいしかもたないのに
CGを本格的に学ぶスクールに行った。
40歳で!
で、上手なんだけど、うまいこと採用されないって時に、ある人から言われるのね。
「あなたの作品はうまいけど、これって人に感銘を与えられないでしょ」って。
そこから彼は、ぐわーーーーーーーっと花開くのね。目からウロコが落ちて。
これ、わたしにズキューン!てきた。
わたしのモヤモヤしていたところに、バシッと刺さった。
ただの「うまい」なんて、いくらでもいる。
歌とか写真とか文章でも同じ。
アクセサリー制作だってそう。
誰でもできることだけど、魂を揺らすことって、なかなかできることじゃない。
そして毎度毎度できることでもない。
だけど、一度でいいから、「人に感銘を与える」ことができたら、それは本当の仕事だと思った。
「売れる」ものって、値段との兼ね合いとか、マーケティング的な要素だけど
「感銘」ってマーケティングで作れない。
わたしも人生で一度でいいから、何か感銘を与えるものを生み出してみたい、って思った。
この方の話は、いわゆる「引き寄せ」的な要素の教科書、みたいな部分もあり、すげーなーーー、ほんとにこういう人いるんだ!って、大いに心震えたわ。
すーーーごく素敵な方だった。ご家族も。
読んでくれてありがとう!
またね!