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by KAORI OSANAI

ボチェッリの思い出

今日はこのあと深夜2:00から、アンドレア・ボチェッリがミラノのDuomoからライブ配信すると聞いて、心が震えた。

チャンネルはこちら。

 

それと同時に、ある人のことを思い出した。

リア・ベレッタという、20代の頃お世話になった人だ。彼女はイタリア大使館の文化担当官として来日し、確か20年ぐらい日本(鎌倉)に住まわれた。

知的で猛烈な毒舌家だったが、わたしのことはとても可愛がってくれた。

高齢を理由に日本を去ったのが確か2004ごろ、わたしがミラノ生活から東京に戻った頃だ。

その後一度だけ、ピアチェンツァ近郊の彼女の家を訪ねたことがあったが、その後時々どうしてるかなと気にしても、特に連絡を密にするでもなく今に至り、

このコロナ禍にあって彼女は無事だろうか、今たぶん86歳ぐらいにはなっているはずだ、、、、と思ってもいたが、何もしていなかった。

ボチェッリを教えてくれたのは彼女だった。今調べたら1997年のリリース、Romanzaというアルバムで彼は一気にヨーロッパで有名になった。

彼女の家で、一緒によく聴いたものだったし、わたしも買って、自宅でも両親とともによく聴いた。

サラ・ブライトマンとのデュエットはそのもっと後のことで、正直あのデュエットはいただけない(イタリア語での意味合いが英語で軽くなってしまったように感じるから)とわたしは思っているし、その頃オペラを歌い出したボチェッリを好んで聴くわけではなかった。

そう、わたしはもう何年もボチェッリを聴いていないが、素晴らしい歌い手であることは間違いない。

今や彼はすっかり白髪になり、ベレッタ先生は存命なのかもわからない。

何をやっているんだろう、自分。

検索すると、昨年夏に、彼女について言及された記事があるのを見つけた。

 

それで、慌ててメールを書いた。

返事が来ますように。時が遅くありませんように。

 

仮に、もし、もう二度と会えない存在だとしても、

自分の筆不精を自省しつつも

彼女には最大級の感謝を持っている、いつも持っていたよ、ということを伝えたい。

先生、ありがとう。

存命なら、画面越しに、ミラノでお会いしましょう。

思い出は尽きない。

 

 

たくさんの人の支えがあって、わたしが今に至っている。

そんなことを改めて思い返す。

 

 

 

 

 

 

 

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