つらつら書きます。
今年は、例年にも増して酒量が上がった、という声を、人の投稿で見ることが多く
へー、そんなもんなのかな〜、、、と愕然とする。
いうまでもなくその論調は「コロナ自粛によって」という定冠詞がついているわけですが、
そんなもんなのか、、、、
わたしはまるで逆で
「酒を全く必要としていない自分」になっちゃって
これまた「そんなもんなのか、、、、」と思っています。
別に、なんていうか、飲む気がしない。
だから家のワインのストックが切れても、去年までなら自動発注(もちろん自分でやるんだけどw)していたものが
別に、なくてもいいじゃん、飲みたきゃ三留(超至近距離にある、いい感じのお店)で買えばいいじゃん、となっている。
「あなたを嫌いになったわけじゃない。でもあなたのことをもう必要としていないの」
そんな感じで、じゃあ、もう友達に戻ろうか、といった距離感。
そうは言っても、嫌いじゃないですし、
人との「場」で、あれば飲むけれど、そんなに積極性はない。
美味しいご飯を食べに行けば、そりゃまず泡を自動発注してしまいますし、
それが空いたら(っていうか、空くのに異常な時間がかかる)、次のグラスを、、、とは思います。
食事時間が長くなれば、次のグラスに進んだりします。多分これは脳内習性として、自動的にやってしまうこと。
飲めば美味しい。でも、もうそんなに飲めない。
そうなると、たかだかグラスワインを頼むのに、一球入魂、みたいな気持ちで選ぶことになる。
前だったら、AとBとCを順番で飲めばいい、とできたものが、今は1杯しか飲めない恐れがあるわけですから、
絶対にうまい!っていう1杯を選びたい。
絶対にうまい!でなければ、飲まなくていいや、なのです。
念のために言っておくと、
これは「年をとって酒量が下がった」という話では全くないです。
「エネルギーが満ち満ちて、必要としなくなってしまった」です。
ある種の人たちが酒を飲むのは、端的に言って「ストレスから逃れるため」。脳内の緊張をアルコールさんに助けてもらって解く。
今年酒量が上がってしまう人は、その傾向が強いと自覚したほうがいいと思うし、それで何かを見直すことをしたほうがいい。
アルコールさんがあなたを楽に、あるいは愉快にしてくれるかもしれませんが、まあ、インスタントな快楽経路ですわね。
「彼なしには生きていけないの」になったら結構やばいです。
去年までなら、美味しかったら2人でボトルは何本か、空けた。
そう、根本的に、わたしは「美味しいワイン」「美味しい酒」が好きだ。
酒ならなんでもいい、酔えればなんでもいい、というストロングゼロ派と抜本的に違う。
で、調子に乗って飲んだら、翌日まで酒が残る、使い物にならない、、、みたいなことはありました。
でも今は、グラスで2杯も飲めばもう無理だし、帰宅してぐったりするけど、あっという間に解毒もされる。
面白いもんだな〜と思います。
しかし、こんな感じだと、もうフランス行っても楽しみがないな〜、、、とも思ったり。
しかし大丈夫!
ははん!今は鎖国です。ザマアミロ!(何が?)
しかし酒について今年、ひとつ完璧に腹落ちしたことがある。
単純化していうと、酒というものは
まちがいなく、何かに繋がる扉というか、誘発剤であって、
それが「いい方の扉」ではなく、大抵の場合はダークサイドへの扉だということ。
あまりにも単純化していってるので語弊大ありだけど。
ま、いつかzoomとかで話せればいなと思ってます。
何れにせよ、「彼なしには生きていけないの」はやばいです。
それ、酒に限ったことじゃないけど。
ほなまた。