KAORISSIMA by メッセージを伝えるアクセサリー

by KAORI OSANAI

裸のマリアさま〜あまりにも優しい世界を見た

今、これを読んでいる女性陣の多くは、っていうか、たぶん一人も、

ストリップ劇場なんて行ったことないと思う。

男性陣だって、経験あるかないか、どうよってところ。

しかしわたしは今日、DNに付き合ってもらい、行ってきた。

そしてみんなに言いたい。

一度行くべき。

 

もしもあなたが、世間の常識や二元性から脱しているのであれば、

とてつもなく優しい世界を見ることができると思うよ。

そして、「人を癒す」ということが、机上の話でも、脳内の空想でもなく、舞台の上で行われていることに、

きっと気づいてハッとすると思うよ。

一言で言うならば、その空間に満ちている、「卑猥」というものとは対極にあるものを、わたしは感じた。

 

 

男性性がーーーー、女性性がーーーー

というシチメンドクサイ話を理解することも素敵だけれど、

なんか、そういう無理やり左脳を納得させるようなアレをはるかに超えた次元で

あっ、そうか!

というレベルで、「わかる」んじゃないかなと思うよ。

 

や、もう、そういう、脳みそだけ使ったエラソーな話なんかより

「からだというもの」を以って、女性は不特定多数の人に決定的な癒しを与えることができるんだ

ということを思い知らされるよ。

 

 

一度見るべきだと思うよ。

セクシュアリティに限ったことではなく、

その舞台というか、劇場という空間全体に「ある」ものに直面して、

自分がそれをどう感じるか、どう捉えるか、

その心の素直な反応を観察するだけでも、大きな気づきを得られると思う。

美しいと感じてもいいし、いやだ、と感じてもいい。自由だよ。

何かが外れるかもしれないし、あるいは二元性の中に逃げ込むかもしれないし、

そこで自分自身を知ることになるだろう。

いずれにせよ、ものすごい体験価値だと思う。

 

 

ていうか、語弊を承知で言うけれど、

脳みその中だけから叩き出されたものなんかより、

、、、なんかよりっていうのはアレだけど、

まーそんなもんは陳腐な小理屈、お利口さんのお話であって、

別に魂ってゆーか、つまり「全身全霊」ってやつだよね、

そっちの方がよっぽど説得力あるんだってことを

わたしはまざまざと思い知らされて、逆にすごく安心したっていうか、

「そうだよね、そうだよね、やっぱそうだよね」って気持ちになった。

やっぱリアルを生きている人間、鬼気迫る現実に直面して、それを自力で破った人、破ろうとしている人から出るものは、能書きから導き出されるものより尊いと思うんだよ。

あ、もちろんこれはわたしの「感じ方」ね。感性の話。価値観といってもいい。

あなたがどう思うかはもちろん自由。

 

 

わたしが今日行ったのは、こないだ書いた星愛美さんという人の舞台があるって知ったから。

彼女にマリアグリッドを渡したかったし、

こないだTV画面を通じて見たものが、本当かどうか確かめたかった。

、、、、、、、って書いたけど、やっぱそれ違うなーと思う。

そこに理由はないんだよ。

ただ会いに行かずにはいられなかった。

 

でね、

舞台の彼女を見て「わ!」ってやっぱり思った。その表情が、やっぱりマリアさまだった。

うわーーーすーごいな、、、と思っているうちに、どんどん涙が出てきて、

ってこれ、同情とも違う、共感とも違う、なにか知らないものだけど、わたしの中の何かが「感応」しているんだろう、

ルルドの沐浴後に発生したのとまったく同じ涙だった。

 

 

言っておきますけどわたしはこう見えて、非常に冷静で疑い深い人間。

誰かを崇めたりもできない人間。

でも彼女にお土産(グリッド)を渡してお話しする機会にも、嗚咽でろくに口がきけなかったんだよ。

こんなことは通常ではあり得ない。

はっきり言って、園遊会で涙を流した高峰三枝子さまの気持ちがわかった。(この喩えわかる人モロ昭和)

でも、わたしさー、たぶん園遊会でも泣かないと思うんだよ。

その前に呼ばれる気がしないんだけど。

 

泣き腫らして目が真っ赤!

 

 

でさ、星さんだけじゃなく、他の踊り子さんたちも、みんな良かったよ。

わたしの他に女性は2人いて、ある女性は、別な踊り子さんの時に号泣してたよ。

そうかー、みんな感応するポイントが違うんだろうなー。それは言語では表現できない何かなんだよ。

つくづくしみじみした。

ま、それ以外は全員おっさんね。

あえての表現許してほしいが、要するにイケてないオッサン、オジイさんたちね。

杖なしで歩けない人もいた。弱ってる人もいた。

でもみんな親切なんだよ。全然変な人たちじゃない。

おそらく彼らは性的興奮なんかは求めてやってきてはいないのだろうということは、様子を一目見てわかる。

だって舞台の最中、特に見てなかったりするもんね。

熱心に通うけど(新幹線乗って通ってきてるおっさんと話した)、それほど前のめりに支えるけど、凝視するわけではない。

なんかすごいよね。

踊り子さんもお客さんも、そこに「存在」しているだけで価値がある世界。

めちゃくちゃ無条件の愛。

みんなご贔屓を「支えて」、「支えられてる」んだなってことが、超よくわかったよ。

 

 

お土産に鳩サブレーも持って行き、「みんなでどうぞ」と言って渡したんだけど、劇場の受付のおばちゃん、

わざわざ来て「従業員にまでお菓子をありがとございます」って言われた。

わたし、何かを撃ち込まれた気がした。

え、あんなもので、そんな丁寧にお礼言われるなんて。

そして自分が果たして、そんな風に人にお礼を言ってるか、と考えたら

いつも「わーい!」で終わってる。

いけない。自分がものすごくバカな人間に思えて我が身を恥じた。

 

 

 

キレイキレイな世界を求めて、キレイキレイなものだけ見ても、そこにあるのは淀みだけで、

淀みの極みだと思われているもののなかに、ものすごくキレイなもの、真に神聖なものがある。

わたし、これは真理だと思う。

「性は聖」だということもつくづく言いたい。

けど、長くなったから別な機会にまた書くことにするわ。

 

 

とにかく、一度見たほうがいいよ。

星さんの舞台は上野で20日までやってるから、絶対会いに行ったほうがいいよ。

あの人まじでマリアさまだよ。

 

 

ほなまた!

 

 

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