横尾忠則さまも、後から考えると、わたしの人格形成に多大な影響を与えてくれた人の一人だなあ。
もちろん、子供時代に好きだったTBSドラマ「ムー」のタイトルバックから始まってることは、同世代なら説明不要だと思う。
あーゆーものは、大人になってからアーダのコーダの理屈をつけて受け止めるものと違って、透明な水に絵の具を垂らすが如く、すーっと浸透していくものだ。
うーーーむ。
だからやっぱり芸術には破壊的な力があるし、だからこそ価値があるんだわ。
同様に、それを増幅させたのが70年代以降のテレビというメディア。
というゴタクはどうでもよいねw
とにかくこの方は大好きです。
で、昨日彼の本を買った。
だって、その通りだと思ったの。
自由を獲得するためには、こだわりを捨てること、遊びの精神を忘れないこと、言葉に縛られないこと、頭ではなく身体の言うことを聞くこと、すなわち、アホになることである。
アホになることは容易ではない。
それから
【目次】
1 宿命に気づく時
2 肉体が感得するもの
3 鍵の在処
「3鍵の在処」を彼がなんと言っているのか知りたくて。
それから最新刊。
買いは買ったけど、例によって読むのかしら。
でもいいの。
読むことより実践することが、とにかく大切なの。
最近思うんだけど、
幸せそうな人と、幸せそうに見せようとしている人には雲泥の差があって、
「松茸」と「永谷園松茸のお吸い物」ぐらい違うわけよね。
本物の松茸からは得るものがたくさんあるんだけど、
松茸風お吸い物も、また色々と教えてくれるんだよね。
要するにそれは松茸ではない、ということを教えてくれるの。
これ結構大切なことだと思う。
松茸ではないものとは何か、を知るということよね。
「そんなのどうせ松茸風だし、、、」という風に切って捨てたくなるけれど、
いちいち切って捨ててたら学びにはならないのよね。
あーすいませんトリュフでもいいんだけどさ。
そろそろサマートリュフの季節ですね。
(特に美味くないのよね)
ほなまた!