同い年のオバハンより自分は若く見える、とか、仮にどんなに若い気でいてもですよ?
・・・・・オバハンはオバハン。
それは揺らがない事実。
そしてオバハンほど、綺麗な色調の服を着るべきだと思う。
それは環境問題。
景観に配慮しましょうってことです。
自分も全体調和の一部分だという意識を持ちましょう。
年をとりますと、自動的に「きたなく」なります。
それこそがエントロピーの増大というもの。認めたくないでしょうが、そういうもんです。
だったら小ぎれいな服を着ましょう。
おびただしい数の観光客が押し寄せているわが町。
いつもしれっと見ています。見たくないけど見えてしまう。
言いたかないけど、日本人の服装はきたない。
残念ながらみすぼらしい。
今や、小ぎれいだったら中国人、小汚かったら日本人。
愕然とします。
それも関東圏はとりわけみすぼらしい、というのがりーかお総研の調べで明らかになっています。
ついでに言うと、ブランドロゴがデカデカと入ってるものを着てたら中国人。
上から下までぜ〜んぶブランドなのも中国人。
致し方ないです、バブル期の日本人みたいなもんですから。
なんでこんなにみすぼらしいのか。
第一に、みすぼらしい色調の服がいっぱい売られているからいけない。(製造側の責任)
第二に、何も考えず、そーゆー服を買っているからいけない。(オバハン側の責任)
第三に、色調を無視した組み合わせで服を着るからいけない。(オバハン側の責任)
第四に、その格好がみすぼらしいことを指摘されないからいけない。(社会の責任)
高い服である必要はまったくないです。常に新しくなくてもいい。ただ「色調」だけが問題です。
高くても、アルマーニでも、色調が自分に合っていなければみすぼらしいです。吟味しましょう。
要するに、自分に関心を持ってください。
年をとると、昔似合っていた色が似合わなくなったりします。
例えばブルー系(紺じゃないよ)とか、グリーン系はよっっっぽど吟味して選ばないと、顔色が悪く見える。
それからプリント柄、特に細かいやつは要注意です。
生地として見るとよくても、服となるとダサいものが多いです。
色がたくさん入ってれば、組み合わせは難易度が上がります。
太っていることを隠すためにチュニックはやめましょう。痩せれば済む話ですし、「ありのままでいい」なら隠すことなく堂々としましょう。
特に淡い色のチュニックはお布団が歩いているように見えます。
安物の黒もみすぼらしいのでやめましょう。サンローランの黒ジャケットと喪服以外、黒は着ない、ぐらいで良いです。
謎なのが、
ノースリーブを着て、市役所の事務員みたいな?キャディさんみたいな?農作業ウェアみたいな?アームカバー(っていうんですか?)してるオバハン。
そんなことするぐらいなら、ガーゼか麻の長袖を着た方がよっぽど涼しいし日にも焼けないです。
電動ミニミニ扇風機も謎すぎます。
そんなら扇子をヒラヒラさせた方が良いです。ジュリアナのやつじゃないです、羽はついてる必要ありません。
さらに謎なのが、夏らしい薄手のふわっとしたワンピースの下に、なぜかレギンスを履いているオバハン。
いったい何を守ろうとしているのか?
パワーストーンのブレスレットもやめてください。
たいていがダサい、アクセサリーとして成立していないし、実際あなたからパワーを奪っていますし、頭悪そうに見えます。
変な振動を発しているものが多いのは事実です。
もっとも重要なのは髪で、髪が汚いだけで老けて見えるし、みすぼらしいです。
ちゃんと切るか、まとめるか、まめにトリートメントしましょう。
フランス人レベルに微妙な色を合わせるのが難しいなら、むしろ原色を着ましょう。
原色は正義です。
原色といっても様々あります。絶対似合う色を選びましょう。
なんちゃら診断でコーディネイトされたからといって、信用しすぎるのは考えものです。
なぜなら顔と合ってるとは限らないからです。
顔と合ってないってことは、顔が劣化してるってことですので、「顔」のプログラムに来てください。
おしゃれな人の服を観察しましょう。
おしゃれな人と一緒にいましょう。
おしゃれについて話をしましょう。
みすぼらしい人が群れていると、さらにみすぼらしいです。
叶恭子さまのおっしゃる通り、
その人のことを知る手がかりは「見た目」です。
たいていの人とは、そんなに深〜く知るほど交流しないですから。
か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
上記のことを、駅の構内アナウンスで言ってやりたい!
なぜならわたしは、自分の町の景観が汚いことに我慢ならないからです。
毎日毎日おびただしい数のオバハンが行き交うマイタウン。ぜんぜん気分よくない。
パリに行ったら気分イイ。
なぜならおしゃれな人が多いから。人を見てるだけで楽しい。
つまりそれは「社会のため」だったりします。
以上。