なんだか知らないけど、こないだから脳内にこだましている曲があって、
どういうわけだか、
いや、ほんとにどういうわけだか、
さだまさし先生の「防人の歌」。
さだまさし先生はすごい方だと思うんだけど、別に、たくさん知っているわけではない。
だから我ながら「なんで?」とは思うものの、
まあ、この歌詞がすべて。この曲が流行った子供の時にはわからなかった。今は凄まじさを感じる。
暑い暑いと言いながら、今日が初めて波乗りに出たぐらいで、
今年は海に入るのがそんなに楽しみってわけでもなかった。
今や、由比ヶ浜には「アカエイ」がいる。
砂地に潜っているそうで、ボードから降りる際に、サーファーが踏んでしまったら下から刺される危険性がある。
刺されたら、神経毒なので、下手すりゃその日のうちに死ぬこともある。
動画もある。この時点で3年前。
サーフィンと言っても、由比ヶ浜は何年も「琵琶湖」のように波がない。
別に毎日ビッグウェーブを待っているわけじゃなくても、あまりにものっぺりしている。
もはや潮目が変わってしまった。
子供の頃は、こんなじゃなかったよな、、、、と思いながら、脳内に「防人の歌」が流れるのであった。
潮目だけじゃない。
わたしの大切な故郷は、もうかつてのようではない。
この町は、なぜかイミフに良いイメージばかり先行しているようで、越してくる人は多いが、元からの住民は息苦しさを感じ、なんでこんなになってしまったんだろ?って。
正直、とても虚しい気持ちになる。
毎晩、いろんな「玉」が浮かんでくる。
海に投げると、潮が満ちるという潮満玉。潮が引くという潮干玉。
もちろん、それは寓意であって、潮を制御しようとは思わないけれど、
寄せては返す波だけでなく、水害と日照りを繰り返す昨今。
「水」はひとつのテーマかなとは思っています。
自分の中に満ちるもの、自分を満たすもの、
あるいは自分の中に溢れすぎているもの、
そんなことを考えるのもいいかもしれないですね。