LAのティーンズバンドが話題になったらしい。
「あなたは人種差別的で性差別的な男の子」。10代少女のパンクバンドが実体験をもとに熱唱(動画)
まあ、わたしのバーイ、「若い子のやることは全部正しい」と思うことに決めたから、いいと思う。
それに、誰でも自分の思うことを自由にわめき散らせることが、めちゃくちゃ大事だと思っている。
ていうか、それ以上に大事なことない、と思ってるんだよ、わたしはね。
でね、「誰もが」でなければ意味がないと思っている。
バンドは「幼いランナウェイズ」「下着じゃないランナウェイズ」って感じで、(知ってる人どんだけいるのかw)
幼く見えるのはアジア系だからだなって思った。
あれ?だけど、それは人種差別?なの?
なの?
アジア人は勤勉だ。(差別じゃない)
アジア人は若く見える。(これは差別じゃない。たぶん)
アジア人は幼く見える(差別なの?)
アジア人の目はアーモンド型(それはどうなの?)
「あなたはアジア人に見えない」(イタリアでよく言われたけど、それはどうなの?)
「あなたは日本人ぽくない」(どこでもよく言われるけど、どうなの?)
国籍や、出生、肌の色に起因した、「チャンスと権利が平等に与えられないこと」は間違いなく人種差別だと思う。
例えば別な国で、「日本人はこの店に入れません」と言われたらそれは差別だと思う。
でもなあ、、、、、
誰だって、誰かを嫌う権利もあるわけだ。
嫌う自由はあってよい。
何が問題かっていうと、「排斥しようとする動き」なわけで。
嫌悪と偏見にもとづいた集合意識、同調圧力などによって、嫌われる側からチャンスと権利が奪われることが問題なわけで。
肉体的に危害を加えられたり、命を奪われたりの「迫害」となっていく。
人種問題は、まあ、まだわかりやすいっちゃわかりやすい。
だけど性差に至っては、わたしはいまひとつ、カチッと論点がわからない。
性差別が「ない」と言ってるわけじゃなくて、
そんなモン死ぬほど痛感してきてるし、言い出したらキリがないほどうんざりするわけだけど、
あまりに広範囲に及びすぎるがゆえに、
性差別の問題をいちいち挙げていったら、
だって、じゃ、結局、どうだったらいいわけ?
めんどくセーからこんな社会はもうなくなったっていいじゃん!
むしろ人類ゼロからやり直したほうがいいに決まってるじゃん!
っていうとこに行き着くんだよなあ。
誰の、どのレベルの満足のために「反差別」って謳われてるんだろ????
という意味で、わたしにはイマイチよくわからないんだよね。
性差別はよくないけど、思想差別はいいの?とかね。
まったくよくわからない。
まもう何もかも、ヘイトに対してヘイトで返す、みたいなのがイエーイ!だとは、どうにも、あんまり思えなくてね。
分断に次ぐ分断。
まーでも、分断も悪くないんだよ。
むしろ徹底した分断が必要なのかもしれないよね。
完璧に分断され、断絶されきった後に、いい加減退屈だからという理由で異文化同士の歩み寄り、みたいなのが発生するでしょうから。
その頃、人類は、人口もめっちゃ少ないでしょうけどね。
ま、わたしなんか、「お前、女じゃなければぶん殴ってやる!」と言われたこと数回。
へー、そうですか、と都度思っていたわけだが。
ま、よくわかんないんだよ。
なんかよくわかんない。
世の中はわかんないことがいっぱい!
以上。
ほなまた!